ではどうしましょうか?今回はとっておきの方法をお伝えします。
『歯科用顕微鏡』
キャビトンとは水硬性といって水で固まる性質があります。
ですので通常の使い方としては、最初は固まっていない状態で、一定量とり、水をつけてから歯に入れます。
外れやすいかな、外れて欲しくないなという時はこうしましょう。
キャビトンを指でグイッと水に押し付けます。
これで仮封してみていただければと思います。だいぶ外れなくなりますよ。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
さてこれで長かったですが麻酔抜髄処置はおしまいです。と、思っていたのですが、ステップ「根管孔明示」が抜けておりました。すみません。
『マイクロスコープ』
根管孔明示とは天蓋除去をしたのち、根管形成をする前に行うステップですが、とても大事ですので、次回お伝えします。
もう少しお付き合いいただければと思います。