患者さんはここまで終わった時点で一旦その日の治療は終了です。
「次回までに被せ物もしくは詰め物を作っておくので、合わせにいらして下さいね。」と言ってその日の治療はおしまいです。
『マイクロスコープ』
しかし私達歯科医院サイドにはやることが残っております。
患者さんが帰った後、もしくは印象をとったらすぐに、私達は「石膏」というのを型に流さなければなりません。
そうして、患者さんの‘歯の模型’を作らなければならないのです。
この行為を「石膏をつぐ」などと私達はいいます。
『歯科用顕微鏡』
正しい模型を作る事は、適合の良い被せ物や詰め物を作製するために必要です。
そのためには、正しい型をとり、正しく石膏をついで、はじめて正しい模型が完成するわけです。
次回より、そのために当院で行っている模型作りをご紹介していきます。