患者さんにとって
色々な歯科医師像があって
私は、良いと思います。
しかし、一定水準以上の「技量と知識」を持ち合わせている事が条件です。
研修医時代の上司にあたる歯科部長の口癖「まんべんなくできる事」
それが研修期間中の目標だと言い聞かされてきました。
その上で、専門的な得意分野を得ることが大切だと言われてきました。
患者さんには、技術力や知識力がどの程度か?
ということを判断する材料は、意外に少ないはずです。
セミナーや学会の終了証や認定医や学位など
あくまでも、歯科医師側の判断材料にしかなりません。
そこで得られる判断材料は「勤勉な先生」「勉強熱心」というような
歯科医療に対する「情熱」「使命感」そういったひたむきさを
『歯科用顕微鏡』
知るすべにはなると言えます。
設備に関しても、同じことが言えます。
勉強をしていなければ、設備を必要とする技術は身に付きません。
そして、患者さんとの「対話」において
先生の「人となり」を知ることができるはずです。
私は、私より能力の高い歯科医はたくさんいることを説明した上で
「この様に考えています」と答えています。
「理論上は、ダメ」ということでも、現状は最善ということもあるのが「臨床」の世界
です。
そういう時こそ「ひととなり」が、すべてと言えるでしょう。
最初から「完全」の無い治療という世界において
納得できるか否か?『マイクロスコープ』
それは、その先生の「歯科医師像」によって測られませんか?
私が患者だったら、先生の取り組み姿勢によって判断いたします。
「名医より、良医」という思いで私は、過ごしてきました。