<ストロークが長い>
上の写真をみていただくと、歯と歯の間など細かいところにも毛先が届いて入ります。
歯は実際凸凹しています。
『手術用顕微鏡』
ストロークを長くすると磨く面がフラットになりすぎてしまい、細かい凸凹が磨けないのです。
<ストロークが短い>
細かい凸凹を磨くには、ストロークを短く(一歯から二歯程度)です。
これは、歯磨き全般に言える事なのでよく覚えていただいた方が良いと思います。
次に②歯ブラシを歯面へ当てる角度ですが、
スクラッピング法は90°
バス法は45°
です。こちらの考え方ですが、
清掃効果は90°の方が高いですね。
しかし、歯面に90°だと磨けない部分が出てくるのです。
それは‘歯肉溝’です。
<歯肉溝>
90°では歯ブラシの毛先が歯肉溝の中に入りません。
『マイクロスコープ』
なので歯肉溝を磨く為に、歯ブラシの当て方を45°にするのですね。
実際の歯磨きでは、スクラッピング法とバス法を組み合わせることになります。
歯面はスクラッピング法、歯肉溝はバス法と覚えていただければと思います。
最後に③歯ブラシを当てる強さです。